ナデシコ

これが「大和撫子」の姿。

先日、初めて「ナデシコ」なるものを見たのでカメラに収めた。
近くの立札に名前が書いてあっただけなので私にはこれが本当にそうなのかは私にはわからないが、言われてみれば決して目立たず、それでいて美しさをきちんと持ったすばらしい花である。

日本では昔、女性の美称として「清楚」「慎ましやか」「夫を立てる」の意を込めた「大和撫子」という呼び名があった。
(「なでしこリーグ」など、名前をここから流用しているものは今でもある)
今では女性の社会進出が当然となり、決して女性のあるべき姿が「大和撫子」とは言えなくなっているが、そんな時代もあったのだというのを今に残す「生きた歴史」とは言えるかもしれない。