日本橋川

先日、日本橋川を写してみた。

日本橋川は、東京都内、千代田区・中央区を流れる川で、その名のとおりかの有名な道路元標のある日本橋(にほんばし)を擁している川である。

日本橋川を語る上で外すことができないのが首都高速道路の存在で、今の日本橋川は殆どの区間を首都高速道路の真下を通っている状態である。これは建設当時に適当な用地がなかったためということであるが、それにしても橋脚が川のど真ん中を通っているのは当時でも日本が優れた技術をもっていたことの現われで、土木治術史上意義のあるものらしい。

その一方で、この首都高速道路によるデメリットもある。一般に言われる景観を損ねるという一面もさることながら、川面に光が当たらずに水質の浄化の点ではマイナスであると思われる。
一部でこの改善のために首都高速道路の地下化を要望する向きもあるようだが、困難もつきまとうという。日本の優れた技術を日本橋川の水質浄化に使えないものだろうか・・・?