「106」を見て思った「109」

どこから見ても「106」

今回も天神橋筋商店街編。
南から歩くこと30分ほどでいわゆる「天六」とよばれる
天神橋六丁目地域にさしかかった。

そこでみたのが今回の写真である。(注:後で載せます)
「てんろく」を「10」と「6」に分け、「106」と表現
しているものである。

ただ、私は東京山の手の人間、この手の表現を見たとき
にはどうしても「109」(東急)の表現について今は亡き
祖父と話をしていたことを思い出すのである。

渋谷に「109」(「いちまるきゅう」および「わんおー
ないん」)という施設ができる何年も前のこと。祖父が
私に「109」の文字を見せて、「おい、○坊、これをどう
読むか知っているか?」と問いかけたのである。
私が答えられずにいると「10」と「9」にわけ、「とう
きゅうだ」と教えてくれたのである。
そのとき私は「なあんだ」といったように思うが、どう
だったか・・・

その祖父も小学校高学年になった頃には亡くなってはや
二十余年。今ではこの「109」が最も印象に残っている。

こんなことを考えていたら「天六」を通り過ぎてしまった。
これでは「天六」に失礼なので近々リベンジとしたい。