てんのうすはし

明らかに「天王州橋」「てんのうすはし

「天王洲」といえば現代では「天王洲アイル」を中心にしたオフィス街として有名な場所なので、知っている方も多いであろう。
さて、その「天王洲」をどう読むかと問われれば大半の人は「『てんのうず』に決まっているではないか」という筈だ。
事実、この地区の中心、天王洲アイルの公式サイトでも「TENNOZ」という英語名が振られており、「てんのうず」という読み方は一般常識化している。

ところが、地名とは面白いもので、必ずしも「それが唯一」という読み方でない場合がある。
この「天王洲」の一角、品川区と港区の境目にこの地名を冠した橋があるが、この橋の銘板は漢字で「天王州橋」であるばかりか平仮名で「てんのうすはし」となっている。

尤も私も撮影した画像を整理するまでは気づかなかったが、気づいてしまうと「もともとの読みが『てんのうず』なのか『てんのうす』なのか」とか「もしそうであれば変遷は」など気になることが沢山出てくる。

この疑問に答えられる方は果たしていらっしゃるのか・・・?