大都会の渡船

天保山渡船場で出発待ちの渡船

前回、天保山の話をしたが、その続きの話。

今回の主役は写真の船である。
これ、市営の渡船なのだ。

大阪市というところは、「水の都」といわれるとおりなのか、
川を隔てた地域を道路の代わりに渡船が結んでいるところがあるそうだ。
中には橋の開通により廃止になったところもあるが、平成の世になった
今でも8箇所で渡船が川の両岸を結び続けているそうだ。

しかも、大阪らしく?どのコースも渡し賃は無料、自転車も乗船できる
というから嬉しい。

中でも、この天保山船場は片方がUSJ・片方が天保山海遊館といった
観光施設に近接していることもあり、余所者でもトライしやすいように
思える。

他地域の方がUSJに行くような場合でも、「バスで往復して乗物はアトラク
ション」だけではなくてこういう地元の乗物も体験して欲しいと願う
ものである。

初登頂

omake-no-kazu2007-10-15

暫く前の天神橋筋商店街歩行の日の午前中、お世話になっている方をまたも無理やり呼び、
天保山初登頂なるものをやらせていただいた。

天保山は知っている方もいらっしゃるかと思うが、日本で最も低い山である。
(登頂前に調べたところ標高4.53mらしい)そんな山なので、「登頂」とはいえど、装備も
食料も、飲料水も全くといっていいほど必要ない。

私は高校時代、山岳部に所属していたが、ここまで低い山に登るのは初めての経験だ。
(今まで上った最も低い山は東京都新宿区の箱根山44.6m。トレーニングによく使った)

三角点を撮影したが、ここが本当に最も高かった場所であったというのが信じられない
くらい地面が平坦だ。(現在はもっと高い場所が多数存在していたそうだ)

でも、たまにはこういうのも面白い。

終着点とは

歩いただけは歩いた。あとは次回楽しも

天神橋筋商店街を歩いてきたが、無限に続くわけはないので今回がその終着点。

天神橋筋六丁目駅」を過ぎるとアーケードもなくなり、大方の商店が閉まって
いる暗い中を延々と北上していく。(ただし、この日はある理由により人通りは
非常に多かったので恐怖感は全くなかったが)
そんな商店街にも、当然終わりはやってくる。

突然、車道が近づいたかと思うと、ぐんぐん自分の歩く道を吸収するように
ちかづいてくる。そして、ホテルのまばゆい光の下、合流点に達した。
歩行、50分。途中2店舗と天満駅に寄った割には比較的安定したタイムなのか?

とにかく歩きとおした。振り返ってこれまでの足跡を考えるとしよう。

惜しむらくは、このサイトの方針(自身の危機管理上の都合)により全く掲載が
イムリーではないこと。
実は、撮影したのは日記の日付より2ヶ月も前だ・・・

「六」と「七」の共存

六か七か、それが問題だ。

さらに天神橋筋商店街を北に・・・
地下鉄の天神橋筋六丁目駅を過ぎたあたりに写真のような
看板が見えた。
(注:写真は後で載せます)

商店街の名称とその商店街を構成するはずの個々の店の
店名とが食い違っているのである。
商店街は「てんひち」お店は「天六」。

このあたりの事情、地域ではすでに「天六」が拡大して
いるということなのだろうか・・・どう考えるのがよい
のか是非教えていただきたいものである。

「106」を見て思った「109」

どこから見ても「106」

今回も天神橋筋商店街編。
南から歩くこと30分ほどでいわゆる「天六」とよばれる
天神橋六丁目地域にさしかかった。

そこでみたのが今回の写真である。(注:後で載せます)
「てんろく」を「10」と「6」に分け、「106」と表現
しているものである。

ただ、私は東京山の手の人間、この手の表現を見たとき
にはどうしても「109」(東急)の表現について今は亡き
祖父と話をしていたことを思い出すのである。

渋谷に「109」(「いちまるきゅう」および「わんおー
ないん」)という施設ができる何年も前のこと。祖父が
私に「109」の文字を見せて、「おい、○坊、これをどう
読むか知っているか?」と問いかけたのである。
私が答えられずにいると「10」と「9」にわけ、「とう
きゅうだ」と教えてくれたのである。
そのとき私は「なあんだ」といったように思うが、どう
だったか・・・

その祖父も小学校高学年になった頃には亡くなってはや
二十余年。今ではこの「109」が最も印象に残っている。

こんなことを考えていたら「天六」を通り過ぎてしまった。
これでは「天六」に失礼なので近々リベンジとしたい。

天神橋筋商店街タイムトライアルの開始点とは・・・

意外と普通の商店街・・・

先の「天神橋筋商店街タイムトライアル」・・・

私は「完歩のためにはまずスタート地点」とばかりに最南端に向かった・・・
・・・がそこは屋根がなく、一般的な商店街の雰囲気であることに驚いた。

さぞや端から端までアーケード続きかと思ていたのであるが、いやはや先入観というのは恐ろしい。
でも、商店街はアーケードだけで決まるものでもないし、派手さだけで決まるのでもない。
こういう「普通さ」もひとつの味。

次回は昼の姿を堪能してみたいものだ。

ストイック歩行at天神橋筋商店街その1

omake-no-kazu2007-09-30

このページは散歩のページだが、本当に散歩をする機会というのは意識しないとなかなかつくれない。

今回はその「散歩」の一例をば・・・
どこかに行く際、現地の交通手段は滞在時間や目的に応じて徒歩・友人の車・レンタカーのいずれかが選ばれる。
徒歩は言うまでもなく市街地向きであり、ゆっくりといろいろなものを見ながらいけるのがメリットである。

ところが、時間帯を間違えるととてつもないこととなるのも徒歩での「散歩」である。
暫く前に大阪に行ったとこのこと、友人と「天保山登頂」やらなにやら楽しんだ後、一人になった時間で別の方から紹介を受けた「天神橋筋商店街」に行ってみた。

ここはご存知の方も多いと思うが、日本一のアーケード街として名高い。そのアーケードを南から北へずっと歩いて楽しもうというものである。
ところが・・・である。私の現地着が余りに遅すぎ、大半の店が閉店状態、しかも東京に帰るバスまで時間的余裕も少ない・・・し・・・しまった・・・

そこで苦肉の策で行ったのが、「天神橋筋商店街タイムトライアル」。
走らない程度の速さで何分で到着できるかを試すというとんでもないことに目的が変更されてしまった。
結局途中数箇所立ち寄って50分・・・個人的には完歩できて満足なのだが、今度は誰かに案内をもらいながらゆっくり楽しく見に行きたいものである。(相方の当てはあるのかわからないが)